らんたん・そさえてのzine


第2号『字幕→越境』
りんどう第1号『まるごと水木洋子』に続き、今回も上映企画とリンクしたzineを発行。
映画好きならきっとスクリーンで名前を見たことがある字幕翻訳者たちのエッセイと5問の共通アンケート、字幕現場をよく知るレジェンドたちへのインタビュー、字幕の歴史や技術を知れるコーナーや関連書籍の紹介コーナーなどなど、多角的に字幕製作の今昔を学べます。
また、『アイズ・ワイド・シャット』や『ロッキー』、『ベルリン・天使の詩』といった名作タイトルがポンポン飛び出すので映画鑑賞欲も掻き立てられること間違いなし!
字幕の道を志すひとにも、洋邦問わずただ映画を愛するひとにも、是非気負わず読んでいただきたいです。
◎お取り扱いをご希望の書店様は
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zineりんどう第2号「字幕→越境」(じまく→えっきょう)
全140ページ/A5サイズ
発行日:2025年5月30日
手売り価格:2000円
委託販売価格:2500円
◎今回のゲストと主な代表作(敬称略)
菊地浩司(『ゴッド・ファーザー』シリーズ、『エスケープ・フロム・L.A.』)
古田由紀子(『マレフィセント』『コーダ あいのうた』)
石田泰子(『マンマ・ミーア!』シリーズ、『アステロイド・シティ」)
岡田壯平(『許されざる者』『ショーシャンクの空に』)
伊原奈津子(『きみに読む物語』『ヴァチカンのエクソシスト』)
松岡葉子(『ポンヌフの恋人』『奇跡の海』)
島内哲朗(『あのコはだぁれ?』『ほかげ』『国宝』)
ドン・ブラウン(『君たちはどう生きるか』『クラウド Cloud』)
髙内朝子(「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」『キャプテン・マーベル』)
横井和子(『最高の花婿』シリーズ、『燃ゆる女の肖像』)
藤井美佳(『バーフ・バリ』シリーズ、『RRR』)
星野智幸(作家) …『俺俺』『焔』『植物忌』『ひとでなし』など。字幕翻訳者としての代表作に『エナモラーダ』など。
■イラスト・ゲスト参加
根矢涼香(俳優・アーティスト) …Netflixドラマ『極悪女王』(総監督:白石和彌)、『早乙女カナコの場合は』(矢崎仁司監督作品)など。
◎目次
字幕の基礎知識
特集①字幕の木立ち
日本版字幕というわけ/菊地浩司
映画で楽しむ路地散歩/古田由紀子
東京発、字幕の旅/石田泰子
映画字幕の仕事をするときにこだわること/岡田壯平
いつもそこに映画があった/伊原奈津子
翻訳あれこれ/松岡葉子
字幕で国境をまたぐということ/島内哲朗
ある日本映画字幕翻訳家の心の叫び/ドン・ブラウン
じたばた、裏方/髙内朝子
翻訳と字幕と広がる世界/横井和子
声なき声を聴くために/藤井美佳
追想 懐にドストエフスキー/星野智幸
追想 寺尾次郎さんのことなど/松岡葉子
字幕コラム ①字幕翻訳者たちの連帯
特集②字幕の街道
調査研究 日本における字幕黎明期/荒木裕子
字幕制作工程の今昔
字幕業界を知るひと
①瀧澤政夫さん(元・日本シネアーツ社 制作営業部部長)
②堀三郎さん(アテネ・フランセ文化センター字幕制作室室長)
字幕コラム ②字幕の世界から映画監督へ
字幕に関する書籍紹介(池元慎、松澤優、荒木裕子)
字幕制作進行の寝言 またはあとがき/荒木裕子
執筆者紹介
活動報告
編集部アンケート
▲訂正▲
「調査研究 日本における映画字幕黎明期」P77の上段
×日本貿易映画協会→○日本映画貿易協会
※補足として、構成会社の内訳は昭和13(1938)年1月15日時点だと、萬國映画配給会社、東和商事合資会社、欧米映画株式会社、大同商事映画株式会社、内外商事株式会社、グランド・ナショナル映画者、グレイハウンド映画社、國光映画株式会社、三映社、ミツバ貿易商會映画部の計10社。zineに掲載されているのはその後加入した会社です。
販売拠点
追加次第TwitterやInstagramでもおしらせします。
